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先日、鎌倉にある面白法人カヤックという会社へ伺ったことは、前々回、このブログでふれたが、その時いただいたマンガが描かれた名刺に触発され、僕もマンガらしき絵を描いてみた。面白法人と冠しているだけあって、名刺交換の瞬間から相手を楽しませようとされているのもしれない。大いに刺激を受けた。
昨日、茂木健一郎さんの『脳を活かす仕事術 「わかる」を「できる』に変える』(PHP)を吉祥寺の啓文堂書店で購入し、来してから読んだのだが、心の残った部分のうちの1カ所を記してみる。
僕の好きな、イギリスの劇作家であり、小説家でもあるオス カー・ワイルドの言葉で、
We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.
というものがあります。
これは、彼の戯曲の中に出てくる台詞で、「われわれは皆、 下水溝の中にいるのだが、私たちのうちの何人かは星を見上げ ている」という意味です。
自分だけ高くて清潔なところにいるわけではなく、日常は雑 多な生活空間の中にある。しかし、僕たちのうち何人かは天空 の星、つまり夢やビジョン、憧れを見つけているのです。
とても美しい、バランスのとれた言葉だと思います。
この文章を読み、下水溝の中からだとしても、星を見上げようと思った。
text and illustration:Yasuhiro Ohkura
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