世田谷でベニアズマ掘り
2008-11-03


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 千歳船橋から歩いて15分くらいの畑で、芋掘りをさせていただいた。去年の同じ農園だったが、ことしは、わが家としては今いち不作だった。一家で4株かと思ったら、ひとり1株だったらしく、わが家は4人で4株。1株というのは、根がつながっていたら1株というので、その1株に芋(紅東)が何本かついていたりするのだが、わが家が掘った場所のものは、去年よりちょっと細かったかな。

 帰り、千歳船橋の駅前にやっていた人形感謝祭をちらっとのぞく。ジャビットやキティちゃん、スヌーピーにウルトラマン、無数の人形が並べられ、祝詞(のりと)があげられていた。いや、お祝いではなく、おそらく、人形を供養する(後で焼却するのだろうか)ための行事だと思うので、あの、神主のような人の言葉は、(「祝う」という漢字が入っている)祝詞ではないのかな。  千歳船橋からの道中、自転車店の店先にいたおじさん、あの人が木梨則武さんのお父さんではなかろうか。木梨さんとよく似た、優しそうなおじさんだった。

 その後、小田急と井の頭線を乗り継ぎ、池之上の駅まで移動。店じまいしかけ前の池之上ふれあいバザールに間に合う。わずかな時間に、ピエールの生チョコ、黒ごまソフトクリーム、わたあめなどをねだり、親に買わせる、子どもたちの瞬発力には驚かされる。半分食べたら飽きたらしく、残りの黒ごまソフトをもらって喜ぶ僕も、どうか。
 元プロ野球選手(投手)の西崎さんは、ことしも肉屋の前で何かを売っていらした。何を販売していたのか、ちゃんと見ればよかった。
 踏切を渡り、帰る途中、自分が出していたフリーマーケット店舗で売れ残ったからと、Tさんが女の子用のTシャツなど衣類を何枚もくれた。ありがたい。娘に着てもらおう。



text and illustration:Yasuhiro Ohkura

[イラスト&マンガ]

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